【基本編】レタスの定植をしよう!不作の事態を避けるコツ

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レタス栽培において、避けては通れない過程の一つに定植があります。

普段何気なく行なってしまうものですが、よく観察してみると注意べき点が見えてきます。

この記事を読み、レタスを定植際の基本を学びましょう!

基本をマスターしよう!

基本をマスターするために7枚の写真を用意しました。実際の写真で確認しながら、理解を深めて行きましょう。

①綺麗な苗の選択が重要

定植する苗は、綺麗なものを選択しましょう。誤解されがちですが、苗であればどれを定植しても良いわけではありません。理由は次章で述べますが、初めの選択が意外に重要なのです。

②穴空きマルチ(雑草あり)

苗を選択したら、次はマルチの穴を見つけます。

定植前のマルチ穴が②写真の状態であれば注意が必要です。マルチを敷いてから数日が経過しているのか、確認すると小さな雑草が生えています。定植前に雑草を除いておきましょう。

③穴空マルチ(雑草なし)

雑草を取り除きました。この状態にした後に、定植を行なって行きます。

④定植用の穴掘り

穴掘りといっても実際には、ただ指を入れているだけです。

ここで重要なのは穴の深さ。だいたい指の第一関節から第二関節の間くらいまで掘ります。あまり深く掘りすぎないのが重要で、穴が深すぎるとレタスが生き着くまでに時間がかかり、生育不良の原因になります。

⑤定植用の穴掘り後

定植用の穴を掘りました。

⑥苗を落としてあげる

穴に苗を入れていきます。

この際も少し注意が必要で、大切なのは苗を穴に垂直に入れてあげることです。ここで斜めにして植えてしまうと生育に時間がかかる恐れがでてきます。

では、最後に周りの土を軽く寄せてあげましょう。

⑦定植完了!

お疲れ様でした。
このように定植できれば完璧です。

植えちゃダメ!不作を引き起こすワースト4の解説

定植時には苗の状態を随時確認しましょう。
ここでは植えることで不作の原因となる、4つの苗をご紹介します。

No.1 生育不良の苗

確認して分かる通り、綺麗な苗ではありません。このような苗は、病気であったり、種の段階で他の品種が混ざってしまっていたりするため注意が必要です。

特に、病気を罹患してしまっている場合、圃場にある他の苗へ病気を移してしまう可能性がありますので定植は避けましょう。

No.2 雑草とレタス

レタスの苗土に雑草の種が混じっていますね。この状態の雑草は、(土の栄養分が高いため)よく育ちます。この段階で苗と同じ大きさだと成長していく段階でほぼ確実にレタスの生育を阻害します。あとで雑草を抜くのは大変なので、この段階で取り除いておきましょう。

No.3 同じ所にある2本

同じポット内に2つの種が入り込んでしまった場合は、このような状態になります。

このまま植えてしまうと(2本同時に)確実に成長が鈍化し、他の苗と同じ時期に収穫ができないので、1本は取り除いてから定植するようにしましょう。

No.4 ようすのおかしい苗

比較すると分かりますが、右側の苗が明らかに成長していません。

これは、他の品種の種が混じっている可能性が高いです。定植しても狙ったように栽培できませんので、植えずに捨ててしまいましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
基本の植え方も大切ですが、定植を避けるべきものを知っておくのも、同じくらい大切なことです。

不作の原因因子は出来るだけ取り除き、後に安心して生育していける圃場を保ちましょう。

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