【解説】レタスの灌水は「いつ?」「どのくらい?」行うのが適切なのか。

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草木などの作物に水を与えることを「灌水」と言います。

では、果たしてこれは「いつ」「どのくらい」が行うことが、適切なのでしょうか?

この記事を読み、レタスの灌水を無駄なく正確に灌水をこなして行きましょう。

灌水は、いつ行うの?

まず初期に行う灌水は、定植の直後です。植えてすぐの食物は乾燥させないために水をたっぷりと与えることが推奨されています。この灌水は、苗についた土を圃場に馴染ませる役割もあるため、とても重要です。

次に灌水を行うのは、定植後3日以上たったレタスを対象としていますが、これは特に様子を伺いながら水を与えるようにしましょう。

うちの農園の作付け面積は約6haで、灌水を1日で終えるということが難しいです。なので、天気予報で1週間雨が降らない予想であれば、(時間が開く度に)前もって灌水を行うようにしています。

雨が降るかどうかの兼ね合いがとっても大切なのです。

また、植物の根に水を行き渡らすことが最大の目的ですので、(土に染み込む前の乾燥を防ぐため)なるべく午前中の気温が低い時間帯に行うことが推奨されます。

植える時もやる。薬入れる。プレバソン。液肥

苗床の水やりはどうするの?

これもやはり朝に行うのが無難です。

夏場でもなければ朝のうちに終わらしておきましょう(夏場であれば朝夕の2回が目安)。また夏場などで日差しが強い場合は水滴がレンズの役割を果たし、葉が焼けてしまう恐れがあるので、様子を見ながら灌水を行なって行きましょう。

灌水の量は?定植時の写真で見る。

灌水の量を写真で見てみましょう。

灌水はこの量まで。

一瞬この量に到達にたの確認すればOKです。逆にこれ以上は不必要で、ポット穴に入って行かなくなります。

穴に入らず、漏れ出る水

入らない分はただ外へ漏れ出てしまうだけですので、必要分を満たせば次の苗へ移り、灌水をどんどん行いましょう。

水の量が足りていない

逆にこの量で終わってしまうと、ただ土を濡らしただけで、根まで水が行き渡っていません。(圃場の土が水を吸収してこの写真なら良い。)もう少し追加して水を与えてください。

しっかりと灌水を行えていると根が伸びやすく、より良い作物を収穫できるようになりますよ。

1つの苗に1秒を使うな。

1秒で充分

灌水1苗、1秒でいい。

写真で語ると長く感じますが、実際適量までには1秒足らずで到達します。それ以上は無駄になりかねません。時間をかけすぎると人件費との兼ね合いも出てきますので、最速で終わらせたいところですよね。

それに圃場に出て灌水を行うとなると、始めるまでに凄い時間がかかります。(水起こし→積止め→エンジン準備→灌水開始、まで30分の時間が掛かる)無駄にしている時間はありません。

正確な時間と量を把握し、効率よく灌水を行いましょう。

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